こんにちは、モノマリストのだいちです。
今回はボクが愛用するインスタントカメラ「Polaroid(ポラロイド)OneStep2」について、紹介します。
ゴミ袋を100袋以上出し、断捨離を極めたボク自身が手放せなかったインスタントカメラ「ポラロイド」の魅力に迫っていきたいと思います。
あのスティーブ・ジョブズが惚れたデザインは、「合理性」にはない美しさを教えてくれます。
しかし、全ての人におすすめできる商品ではありません。ポラロイドの独特のクセがあるため、ポラロイドに恋ができるかどうかが大切です。
スマホ、一眼カメラでは決して味わうことができない体験。写真は撮ってからのお楽しみ、日常をPolaroidが切り取ったら、という体験を与えてくれるカメラです。
こんな人におすすめです。
・「写真」を贈り物にしたい人
・「合理性」の真逆でも良い人
Polaroid(ポラロイド)とは?
元は、アメリカにて1937年に創業されたインスタントカメラメーカーです。
しかし、元々製造をしていた会社は破綻をしており、現在はブランド名を残しながら生産されているインスタントカメラです。
Polaroid OneStep2(ポラロイド ワンステップ2)とは?
復刻、廃番を繰り返しながらも満を辞して現代に蘇ったのが、今回紹介する「Polaroid OneStep2(ポラロイド ワンステップ2)」です。
価格は?
Amazonにて、9,980円です。
ボクが購入した時は、12,000円くらいだったので、だいぶ値段が下がってきていますね。
OneStep+iTypeとの違いは?
「Polaroid Onestep +iType」というBluetooth機能で、スマホに写真を送信できる先進的なモデルもあります。
2つの違いはBluetooth機能の有無です。アプリと連携させて、撮影モードを選ぶことができます。
今回紹介する「Polaroid OneStep2(ポラロイドワンステップ2)」の機能は「写真を撮る」「写真を印刷する」のミニマルな機能2つのみです。
使用するフィルムは?
Polaroid Originalのインスタントフィルムを使いましょう。
8枚入りで3,779円、1枚あたり472円!(ホワイトフレーム)
価格が高いのがネックですね。だからこそ1枚1枚を大切に、真剣に撮ることができます。
現像時間は?
インスタントカメラなので、撮ったその瞬間に写真が印刷されます。
光をなるべく避けて、15分ほど放置しておくと現像されます。
予想以上に暗いので、「これで終わり?」となるかもしれませんが、それがコイツの特徴です。
チェキとの違いは?
チェキは富士フィルムの製品名です。日本ではこちらの方が馴染みがありますね。
正直チェキの方が画質も良いですし、フィルムも安く手に入るのでインスタントカメラとしては断然にチェキの方がおすすめです。
しかし、チェキにはない魅力があるのも事実です。
Polaroid OneStep2(ポラロイド ワンステップ2)の外観レビュー
決してシンプルではない外観です。
しかし、Instagramのアイコンにもなるデザイン、多くの人を惹きつける魅力があります。かっこいい。
手に馴染みそうで、馴染まないフォルム。
フィルムを収納する部分が下半分ですが、そこのスペースありきで、上に乗っけた感じ。
正面のフィルムを入れるケースには、Polaroid(ポラロイド)のロゴが目立つ。
虹色のマークは、Polaroid(ポラロイド)を象徴するマークですね。
クセのある位置にあるシャッターボタンです。
なぜか正面にあるため、普通のカメラみたいに押せない。それも味と捉えられるかどうかですね。
しっかりと押さないとシャッターが切れない(押し込む感じ)ので、間違ってシャッターを切ってしまうことはありませんね。
背面に電源のスイッチがあります。これを下にするとONになります。
電源をONにすると、上面のLEDが光ります。このLEDの数で、残りのフィルムの数が分かるようになっています。この状態だと残り3枚です。
充電式で、端子はMicroUSB端子です。Androidを使っている人なら共用できますし、充電ケーブルも付属しているので安心です。
バッテリーの持ちはかなり良く、フル充電で20枚の写真が撮れます。旅行先とかで充電がなくなる心配もないので、充電器を持っていかなくても大丈夫です。
Polaroid OneStep2(ポラロイド ワンステップ2)の使い方
(無くなったら)フィルムを入れる、電源を入れる、ファインダーを覗く、シャッターを切る。
シンプルな操作性ですね。
ちなみに持ち方はこんな感じ。人間工学の真逆をいく持ち方だと思います。
左手で下を抑えて、右手の中指でシャッターを押す。
人差し指でシャッターを切ってもいいですが、イマイチホールド感に欠けたのでボクは中指を使っています。
実際は700gと非常に軽いので、こんなに左手で抑えなくても大丈夫です。
Polaroid(ポラロイド)を上手に撮るコツ
正直写真の出来栄えは最悪です。
こちらは京都の有名な銭湯「サウナの梅湯」を撮った写真です。
画質は悪いし、発色も忠実ではなく、全体的に暗い。
この「味」が魅力でもあります。この最悪さを味と捉えて使っているのが、ドMなところ。
比較的この写真は上手く撮れているので、こんな感じに味のある写真を撮るコツを紹介します。
① 明るさが命
エモい写真を撮る鍵になるのは、「明るさ(光)」です。
フラッシュはついていますが、周りの明るさが、明るければ明るいほど良いです。
逆に暗いところで写真を撮ろうものなら、現像した写真が暗すぎてびっくりします。
② ファインダーを頼りすぎない
ファインダーで完璧な構図を捉えてシャッターを押しても、現像後にイメージと異なることがあります。
インスタントカメラなので仕方がないです。
少しでも自分のイメージした構図に近づけるには、ファインダーを使いつつも、カメラの真ん中にレンズがあることを意識してシャッターを切りましょう。
もちろん手振れ補正もついていないので、きちんと左手で支えましょう。
③ 下手で最悪な写真でも、それが味
結局、上手い写真家のような写真を撮ることが目的ではなく、最悪な写真を残すことにあります。
この一期一会の画質を愛することが大切かと思います。
何回も撮り直しが効くスマホのカメラでは味わえない、その場限りの写真体験がPolaroid(ポラロイド)の魅力です。
まとめ Polaroid(ポラロイド)写真は贈り物にも最適です
Polaroid(ポラロイド)で撮った日常のワンシーンを想い出として撮っておくのも良いですが、おすすめの活用法は「ふとした時にプレゼントする」です。
例えば家族が再会した時、なかなか普段は恥ずかしくて写真は撮らないかもしれません。
しかし、Polaroid(ポラロイド)があれば「ちょっと写真撮ろうよ」と言って、そのまま写真を撮って印刷することができます。
写真自体にメッセージを書くことができるので、一言添えても良いかもしれません。
誕生日、母の日、父の日、記念日、何かがあればインスタントカメラで写真をプレゼントするのも粋だと思います。ボク自身も正月に家族が再会したとき、祖父母と写真を撮って、そのままプレゼントしました。
写真撮るというモノ、しかも限定的なシチュエーションにのみ使うことができないミニマリズムに反する逸品です。しかし想い出をプレゼントできるモノ、持っておいても良いと思います。
写真が気軽に撮れる現代だからこそ、1枚の写真をプレゼントは喜ばれますよ。
是非お試しあれ。
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